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「産科診療Pros&Cons-母体・胎児をめぐる6つの論争」発売のお知らせ

お知らせ 2023年3月28日

産科診療Pros&Cons-母体・胎児をめぐる6つの論争
産科診療Pros&Cons-母体・胎児をめぐる6つの論争

第44回日本母体胎児医学会学術集会(2022年9月2-4日,仙台)でおこなわれた6つのディベートをもとにつくられた本が,4月26日にメディカ出版から発売されることになりました.200ページで定価5,830円です.アマゾンではすでに予約受付がはじまっています.

現在,母体胎児領域においてcontroversialともいえる6つのテーマ,すなわち「胎児心拍数モニタリングの5段階評価は是か非か?」,「切迫早産にたいするリトドリン長期投与は是か非か?」,「妊産婦への漢方薬投与は是か非か?」,「妊娠糖尿病の現行の診断基準は是か非か?」,「胎児診断のこれからは超音波かゲノムか?」,「NIPTの認証基準は是か非か?」について,それぞれ相反する立場から議論をたたかわせます.

「産科診療ガイドライン」がはじめてできたのが2008年できて以来,産科医療の一般水準がおしなべて向上しました.その一方で,診療指針というものはすでに与えられたもので,すべての問題には正解があるという意識ができたようにも思えます.しかしほんとうはそうではなく,どんなテーマにおいても自ら問題意識をもってラディカル(根源的)に考えていくことが重要です.自分で調べ考えて解決していく姿勢が真の臨床能力をアップさせていきます.本書がその手伝いとなることを望んでいます.

定価5,830円のところ,学会員のかたには4,900円(送料込み)の割引価格でご提供いたします.以下の口座に4,900円をお振込みのうえ,メールでお名前と送付先住所をご連絡いただければ,振込みを確認次第レターパックでお送りいたします.

七十七銀行栗生(くりう)支店 普通預金 5026138
第44回日本母体胎児医学会学術集会代表室月淳

メールアドレスは,murotsukiにアットマークyahoo.co.jpをつけたものです