理事長就任のご挨拶

一般社団法人日本母体胎児医学会
理事長 中田雅彦
この度、日本母体胎児医学会理事長に就任いたしました、東邦大学医学部・東邦大学医療センター大森病院の中田雅彦です。会員ならびに関係各位の皆様におかれましては、平素より本学会の活動にご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
本学会は、1978年に当時の日本産科婦人科学会ME問題委員会委員長であられた鳥取大学の前田一雄教授により、第1回日本産科婦人科ME懇話会として発足し、2000年に日本産科婦人科ME学会へ、さらに2008年には日本母体胎児医学会へと名称を変更し、本年で49年目を迎える歴史ある学会です。本年、前田先生のご逝去の報に接しました。謹んで哀悼の意を表しますとともに、先生が築かれた本学会の礎を受け継ぎ、さらに発展させてまいる所存です。
さて、本学会は、医学者(M)と工学者(E)が協力して、産婦人科領域におけるメディカルエンジニアリングの学理および応用の研究を推進するとともに、母体胎児医学に関する基礎的・臨床的研究についての発表、知識の交換、情報の提供、教育・啓発活動などを通じて医学・医療の発展に寄与することを目的として歩んでまいりました。今後は、周産期領域における様々な職種との協働を目指し、新たな方向性へと歩みを進めてまいります。
前理事長の関谷先生のご尽力により、代議員・理事会制への移行、超音波検査に加えて胎児心拍数モニタリングに関する教育活動の充実、若手医師や助産師をはじめとするメディカルスタッフの学会活動への参加促進が図られてまいりました。また、2026年4月1日より、一般社団法人としての活動を開始いたしました。法人組織には運営の透明性、継続性の維持、責任の明確化が求められます。今後はその要請に応えるべく学会を発展させ、会員、ひいては医療・医学に資する組織として社会的信用を向上させることが私の責務と認識しております。
新たな理事・特任理事・代議員・監事の支援の下、会員の皆様とともに、様々な教育コンテンツの発信、調査・臨床研究などの学術活動を推進してまいる所存です。
今後とも皆様のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げ、理事長就任のご挨拶とさせていただきます。
2026年7月
日本母体胎児医学会 理事長
中田雅彦